「ニューブロック」は、子どもたちが自由自在に組み立てて遊べるブロック玩具として、多くの方に親しまれています。
たくさんのシリーズが販売されているので、どの商品を購入すればよいか迷う方もいるでしょう。
結論から言うと、パーツ数がたくさん入っているBOXの商品を買うのがおすすめです。
わが家で2歳の娘が初めて遊んだのは、パーツが174個たっぷり入った「たっぷりバラエティBOX」でした。
本記事では、実際にニューブロックで遊んでみた感想と、おすすめのニューブロックを紹介します。
おすすめブロック玩具
Contents
ニューブロックはどんなおもちゃ?
ニューブロックは、学研ステイフルが販売するブロック知育玩具です。
誕生から50年以上たった今でも、世代を超えて愛され、全国の保育園・幼稚園で支持されている知育ブロックです。
ニューブロックの特徴は、以下の3つです。
一つずつ詳しく紹介していきます。
ブロックの形状が豊富
ブロックの形や色が豊富なため、創造力を発揮して無限の遊び方ができます。
それぞれのブロックは、たて•よこ以外に斜めにも組めるのがニューブロックの特徴です。
単調な形状のブロック玩具に比べて、デザイン性が高い作品が作れます。
美的感覚やデザイン思考を育むことにもつながります。
組みあわせ方が無限大
ニューブロックの形状は特徴的で、色々な組み立て方が楽しめます。
- 「つなぐ」
- 「はさむ」
- 「さしこむ」
決まった形ではなく、自由な発想で組み合わせてどんな作品でも作ることができるため、創造力を刺激して想像力を養います。
自分だけのオリジナル作品を作りやすいので、飽きずに何度も遊びたくなるおもちゃです。
安心して遊ばせられる
ニューブロックの材質は、柔らかめのプラスチックで作られています。
このプラスチックは、硬すぎず柔らかすぎず、子どもが使いやすいように調整されています。
組み立てても崩れにくく、安心して遊ぶことができます。
サイズも、誤飲の心配のない大きさです。
口に入れても安心な素材が使用されていて、安全性にも配慮されています。
ニューブロックは何歳から遊べる?対象年齢について
ニューブロックの対象年齢をまとめると、以下になります。
1歳半から遊べる
対象年齢1.5才から遊べるので、ファーストブロックとしておすすめです。
1.5才からでも遊べるように、大きなサイズのブロックや、簡単にはずせるパーツを使ったセットが販売されています。
1歳半から遊べるブロック玩具の「レゴデュプロ」より、ブロックは大きいです。
小さい子でも、安心して遊べるおもちゃとしておすすめです。
小学生まで遊べる
ニューブロックは、小学校低学年くらいまで長く遊べる知育玩具です。
年齢別に適した難易度の高いものが含まれていて、上級者向けのセットもあります。
組み立て方次第でより複雑な作品を作れるので、小学生以上の子どもたちでも遊べるようになっています。
ブロック玩具で遊びながら、プログラミングで動かすシリーズもあるぐらいです。
工夫次第でいろいろな遊び方を楽しめます。
数年遊べる知育玩具と考えると、5,000円〜10,000円で購入してもコスパが良いです。
ニューブロックのレビュー!実際に遊んでみた感想を紹介
ニューブロックで実際に遊んだみた感想をレビューをします。
今回遊んだのは、以下の2つの商品です。
たっぷりバラエティセット
ニューブロックの「たっぷりバラエティセット」は、2023年にリニューアルした商品です。
恐⻯やトラックの頭、動物などの特殊パーツが35種類と、ラインナップの中で最もパーツの種類が多いセットです。
ニューブロックで2歳の娘がバラエティセットで遊んだ感想はこちらです。
- 〇 2歳のブロックおもちゃにちょうど良い
- 〇 色々なごっこ遊びが楽しめる
- 〇 好きなテーマの作品がつくりやすい
- 〇 蓋付きの専用ケースで片付けやすい
- × スペースがある程度必要
- × 作品例の情報が少ない
- × 収納のボックスにゆとりがない
2歳のブロックおもちゃにちょうど良い
2歳の娘の場合、小さいパーツを組み立てる玩具がなかなか馴染めませんでした。
ニューブロックがパーツが大きいので、2歳の娘でもブロックに親しむことができたと思います。
ブロック同士がくっつきやすいため、組み立てる際にストレスを感じることがありません。
ブロック組み立てる過程で、ブロックが外れたり、バランスを崩したりすることが少ないので、長い時間遊んでいました。
組み立ての作業がスムーズにいく方が、子どももストレスを感じず、集中して遊んでくれるので親としてもうれしいです。
色々なごっこ遊びが楽しめる
車や電車、動物や建物など子供たちが興味を持つ特殊なブロックも多く揃っています。
それらを自由自在に組み合わせることで、ごっこ遊びが楽しめます。
親子で様々なストーリーやシチュエーションを想像して遊ぶことができるため、子供たちのコミュニケーション能力や社会性も育まれます。
好きなテーマの作品がつくりやすい
「恐竜」「動物」「のりもの」など、様々なテーマに沿ったパーツが含まれているため、子どもたちは自分の好きなテーマで作品を作ることができます。
一度組み立てた作品を改造して、別の作品を作ることもできるので、飽きることなく長く遊べます。
娘も自由度の高い遊びにハマったので、次は何を作ろうかとワクワクしながら組み立てています。
蓋付きの専用ケースで片付けやすい
ブロックが収納できる専用ケースが付属しています。
蓋付きのため片付けた際にスッキリ見えますし、取っ手があるので持ち運びにも便利です。
蓋にブロックを挿して遊ぶことができるのも嬉しいポイントです。
スペースがある程度必要
ニューブロックのセット商品は、ブロックが入ってるボックスも大きくなります。
遊ばないときでも、部屋に置いておくと結構場所を取ります。
作品を組み立てて遊ぶ時も、ブロックが大きいので、作業スペースがある程度必要です。
小さいな幼児机だと、ブロックを置く場所は十分取れない可能性もあります。
作品例の情報が少ない
公式HPとケースのラベルに少しだけ作品例が載ってましたが、初めてニューブロックで遊んだ私にとってはもっと情報がほしかったです。
一面だけの情報しかなく、お手本をつくるのが難しくて、大人でも苦労した作品はありました。
ニューブロックの作り方が知りたい場合は、公式サイトやSNSやYouTubeなどで自分で探すのが良いでしょう。
収納のボックスにゆとりがない
ケースには、ブロックがびっしり詰まっています。
片付けるときは、ブロックの作品を完全にバラして、入れないと蓋がしまらないです。
作品を残しておきたいときは、ケースにいれずに別の場所に置くようにしています。
ボリューム500
ニューブロックの「ボリューム500」は、基本のパーツがたっぷり500個はいった商品です。
無限の組み合わせでたくさんの作品づくりが同時にできます。
ボリューム500で遊んでみた感想はこちらです。
- 〇 形状の種類はシンプルで遊びやすい
- 〇 作品づくりが同時に楽しめる
- 〇 つくれる作品が無限大
- 〇 長く遊べてコスパ良し
- ×専用の収納ケースはない
- ×盛大に散らかってしまう
形状の種類はシンプルで遊びやすい
ボリューム500のブロックは、全部で15種類、ブロック数の多さに比べて種類は少なめです。
遊ぶ前は、使うブロックの形状が多くてややこしそうと思っていましたが、基本的によく使うブロックは5種類程度です。
使うブロックの種類が少ないので、組み合わせ方法や作品づくりに集中しやすそうでした。
ブロック同士もはめやすいので、自由にはめたり外したりしていました
作品づくりが同時に楽しめる
パーツがたくさんあるので、1つの作品をつくっても、バラさずに次の作品つくりが楽しめます。
子供が気に入った作品はそのままキープできて、1つの作品に飽きても、すぐに別の作品で遊べるのがとてもメリットに感じました。
子供と親で別々の作品を同時につくって、見せあう楽しみも増えました。
お友達といっしょに遊ぶときでも、これだけパーツ数があれば、問題ないでしょう。
つくれる作品が無限大
パーツ数が多いから、子供からつくってほしい作品をお願いされたときでも柔軟に対応できます。
例えば、持っているバスのおもちゃの道路で遊びたいときにつくった作品です。
子供の発想力って本当にすごくて、いろんな無茶ぶりにもボリューム500で対応できるなと思いました。
オリジナルの作品づくりに、大人もにいっしょになって夢中になれる知育玩具です。
長く遊べてコスパ良し
ボリューム500の対象年齢は、2歳からです。
大きくて複雑な作品を1人でつくるためには年中、年長ぐらいの年齢が必要かなと感じました。
ボリューム500があるだけで、長い期間で様々な遊びが楽しめます。
他シリーズより値段は高いけど、コスパはかなり良いかなと感じています。
専用の収納ケースはない
「ボリューム500」は、120サイズのダンボール箱にはいった状態で届きます。
たっぷりバライティセットのように、収納用のプラスチックのケースはありません。
ブロックは、ダンボール箱の高さまでぎっしりはいっています。
ほしいパーツを探すときには、少し探しにくそうでした。
100~200ピースぐらいを床にだして、遊ぶようにしていました。
盛大に散らかってしまう
ダンボール箱からほしいパーツを探すために、いったん床に並べてました。
パーツ数が多いだけに、パーツを並べておくだけで、場所がとられます。
娘もどんどんパーツを取り出すこともあり、部屋の中はニューブロックで占領されることもありました。
ブロックは柔らかくて踏んでもいたくはないので、散らかったまま遊ばせています。
おすすめのニューブロックを紹介
ニューブロックはたくさんの種類が販売されていますが、おすすめの商品をいくつか紹介します。
1歳半で初めて買うなら「はじめようボトル」
商品名 | ニューブロック はじめようボトル |
対象年齢 | 1.5歳~ |
価格 | 1,650円(税込) |
パーツ数 | 8種類31個 |
1歳半の時期では、ブロックを組み合わせる動作は十分できないので、つかんだり、並べたりする動作で遊びます。
パーツの数も丁度よく、お城や馬車なども作れるように、いろんな形のブロックがはいってます。
ケースボトルには穴があいていて、「パーツ落とし」も楽しめます。
2歳におすすめは「たっぷりバラエティセット」
商品名 | ニューブロック たっぷりバラエティセット |
対象年齢 | 2歳~ |
価格 | 13,200円(税込) |
パーツ数 | 35種類174個 |
2歳になると、指や手のこまかい動きがでくるようになるため、ブロックを組立して遊びます。
2歳用にブロックがたっぷり入ったバライティセットは何種類かありますが、購入するなら一番パーツ数の多い「たっぷりバラエティセット」がおすすめです。
恐竜、電車、動物パーツなど、バラエティ豊かな35種174パーツに加えて、恐竜、電車、動物、花パーツなどがついてきます。
アイディア次第でオリジナリティ豊かな作品も作れます!
3歳からのおすすめは「ボリューム500」
商品名 | ニューブロック ボリューム500 |
対象年齢 | 2歳~ |
価格 | 24,200円(税込) |
パーツ数 | 15種類500個 |
3歳になると立体の認知力も高まり、創造力も豊かになります。
より自由度の高いブロック作品づくりを楽しめるようになります。
3歳におすすめのニューブロックは、パーツが15種類500個つまった「ボリューム500」がおすすめです。
パーツ数が多いので、兄弟や友達といっしょに遊べるのも魅力的です。
女の子におすすめ「ミルきらプリンセスバッグ」
商品名 | ニューブロック ミルきらプリンセスバッグ |
対象年齢 | 2歳~ |
価格 | 3,850円(税込) |
パーツ数 | 15種類65個 |
ラメ入りのきらきら輝く「きらきらパーツ」とパステルカラーの「ミルキーパーツ」がたっぷり入ったセット。
女の子向けに優しい色を基調とした、プリンセス系のかわいい物が作れるパーツがセットになったブロックなどもあります。
かわいいお城や馬車が作れ、プリンス&プリンセスの人形パーツでごっこあそびも楽しめます。
男の子におすすめ「ひらめき!工具BOX」
商品名 | ニューブロック ひらめき!工具BOX |
対象年齢 | 3歳~ |
価格 | 4,950円(税込) |
パーツ数 | 22種類88個 |
22種類88個のブロック入りで、他と違うのは基本のブロックの他、トンカチやのこぎり、くぎといった工具ブロックを使って作品が作れます。
本物の工具は危なくて持たせられないけど、ニューブロックの工具なら軽くて安心です。
あそびながら、工具の使い方を身につけることもできます!
まとめ:学研ニューブロックのレビュー
いろいろなパーツの組み合わせで、発想次第で自由に作品が作れるニューブロック。
楽しい遊びの中で、想像力・創造力や空間認識力といった、子どもに身につけてほしい力が育まれます。
踏んでも痛くない、誤飲の心配がないなど、玩具安全(ST)基準に合格しているという安心感も大きな魅力ですね。
子どもが楽しく自由に発想して、どんどん素敵な作品を作って見せてくれるのが楽しみになるおもちゃです。
当サイトでは、年齢別に買って良かったおもちゃを紹介しています。
どのおもちゃを買ってあげれば良いのか悩んでいるママやパパは、ぜひ参考にしてみてください。