

本記事は出産後の入院生活で辛かった体験を紹介します。
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子宮口全開から5時間にもおよぶ出産、鉗子分娩でボロボロの身体
私の場合は陣痛が始まってから子宮が開いてくるまでは順調だったのですが、全開してからなかなかわが子が5時間出てこなかったので最終的には鉗子を使って出産しました。
出産直後は長引いたお産で出血がひどく止血に時間もかかり、身体がボロボロの状態でわが子との入院生活スタートです。
ちなみに出産のときの体験はこちらの記事を参考にしてください。
私の体験した症状はこちらです。
むくみ
産後すぐから足に浮腫が1番現れてました。指も少し浮腫んでいました。
分娩台から車椅子に移る時は自分の足がパンパン浮腫んでるのを見て自分でもびっくりです。
なんとか対策しようと浮腫が良くなるように弾性ストッキングを履いていました。
大きめのスリッパも持ってきといてよかったなぁと思いました。退院日の6日目には少しマシになっていて8日目には浮腫はなくなっていたかなぁと思います。
傷口の痛み
産後直後はトイレに行きたくても傷口がどうなっているのか分からずとてもこわかったです。
最初の一回目は産後すぐのこともあり助産師さんにトイレまで見守られながら行きました。傷口のところはトイレットペーパーで拭くのは怖く、濡れたコットンやティッシュで優しく拭いていました。
椅子やベッドに座る時は傷口が痛むので、円座は病院から借りて使用していました。
円座があってもやっと座れる程度で辛かったです。退院する前には必ず円座は使うと思ったので事前に旦那さんに購入してもらい帰りの車の中から円座を使っていました。
円座アフェリエイト→これは入院時に購入したことにする
悪露
産後当日から次の日くらいは大きめの悪露パットをつけていました。
出血の量が多かったので出産後の次の日に先生の診察をしましたが出血は止まっているとのことで安心しました。
悪露は3日目からは夜用ナプキンに変えて1週間くらいしたら普通用のナプキンに変更できるくらいの量までになりましたが、1ヶ月位まで悪露は続いた感じです。
便秘
産後は便秘にもなりやすいのと傷口が傷んだりひらいたらどうしようと不安でした。
いきむのも怖かったので先生に予め酸化マグネシウムを出してもらって毎日柔らかい便がでるようにコントロールしていました。
産後1ヶ月で飲まなくなった後も水分をしっかりとって便秘にならないようにしていました。
貧血
分娩時間が長かったこと鉗子分娩だったことから出血も多くわが子が出てきてからも出血が止まりにくかったです。
そのため2リットル近く出血があり貧血もすすんでいました。次の日からは鉄剤がだされたので飲むようにしました。
退院1ヶ月後の検診で採血した時は改善されていたので安心しました。
尿を止められない
今までおしっこをしている時は自由自在に止めたり出したりすることができました。
しかし産後はおしっこが出始めたら止めることができなくなってしまいとてもびっくりしました。
産後一年経ってようやく止められる時と止められない時がでてきたような感じになりました。
おなら・膣おならがでる
おならも今までは勝手にでることはありませんでしたが少し前かがみになるだけでおならが出てしまうようになりました。
座ったりする時は膣から空気が漏れてしまったりお風呂から出ると膣からお湯が出てくるようになってしまいました。
産後の身体はとても変化していて産前に想像していたものと違っていて元通りに戻るのかとても不安でした。
産後一年経過しておならはとめたり出したりすることができるようになりました。膣おならは時々ありますが膣からお湯が出てくるのはなくなりました。
痛み止め
傷口の痛み止めでロキソニンを1日3回飲んでいたましたが痛みは少し改善する程度でした。
歩く時はまともに歩けなく足を引きずりながら歩いていました。貧血と寝不足も重なっていたのでフラフラしていました。
痛み止めは2週間くらいは飲んでいましたがそれ以降は耐えられる痛みになっていたので傷口が広がらないように安静にしながら子育てに励んでいました。骨盤ベルトは傷口が痛むのでつけたりつけなかったりしていました。
完全母乳を目指すために病院のスパルタ指導を受ける
完全母乳を目指してたので、入院中は病院の指導を受けることに。産後の入院中に完全母乳で育児ができるように身体を仕上げることが重要だそうです。
出産前から少し母乳がでいたので生まれて数時間にはおっぱいを吸わせます。1時間に2〜3回母乳をあげることもあったのでまとまった時間で寝れないのが辛かったです。
乳首もわが子の咥え方がうまくできないのと、ママもうまく咥えさせることできずに乳首が切れて出血する日もありました。その時は乳首が少しでも改善されるように乳糖保護剤ピュアレーンを授乳後に毎回塗っていました。
毎日おっぱいをあげて続けたおかげで産後から3日ぐらい経つと母乳がでるようになってきました。
わが子は生まれてから数日後に生理的体重減少で体重が10%以上減ってきてしまいミルクを少し足すこともありました。
ミルクを飲んだ後は寝付きが良いので1時間位は身体を休めることができましたがおっぱいが張ってきて辛かったりもしました。少しずつおっぱいが張ってきた時はしこりがある部分を押して搾乳したりわが子におっぱい飲んでもらってる時に押したりすると改善すると学びました。
最終的には完全母乳だけでわが子の体重も少しずつ増えることができたので退院を迎えることができました。
母乳が出る前も水分が大切とのことで水分を1日2リットル以上飲みました。
母乳が出るようになってからも喉が凄く渇くことが多くなったので沢山の水を飲みました。
おっぱいをあげてるとツーンと痛みが出るようになりましたが催乳感覚と言って新鮮なおっぱいがでるためなので安心しました。
食事はまずくはないけど・・・神経質に
完全母乳を目指していたので妊娠中から母乳トラブルがなるべく起きないように食事について勉強していました。
和食中心の食事が良いと学んだのですが・・・、入院中はパンがでたり飲み物ではカフェインが入ってるものおやつにはスナック菓子が出てきたりととてもびっくりしました。
母乳をあげるとお腹がとても空くので、気が進まなかったけどとにかく食べることに徹しました。
幸い食事は何を食べても母乳はつまらなかったのでよかったなぁと思います。
食事制限をする方がストレスになってしまうので気にせず好きなものを食べるようにしました。
入院中の食事は祝膳が出たりもしましたが全然お祝いムードではありません。わが子がいつ泣くのか分からなかったため、毎回の食事はかけこんで食べていて味わう余裕はなかったです。
4人部屋でわが子が泣くと気まずい
出産時は病院についたらいきなり個室の分娩室だったので初めての4人部屋での入院生活です。
コロナの感染対策でカーテンの仕切があり、同室の人とまともに顔を合わせることもなく話すこともありませんでした。
なので静かな部屋でわが子が泣くだすと、同室の人に申し訳ないと思ってしまいすぐにオムツを確認して抱っこして母乳をあげていました。
夜になっても夜泣きを気にしながら過ごしていたので、寝不足全快で気が休まることがありませんでした。同室の他の赤ちゃんの夜泣きも同じくらいしていたのでなんか少し安心してましたね。
赤ちゃんの泣き声も大きな声で泣いている子や今にも消え入りそうな声でないている子、甲高い声で泣いている子等いろんな泣き声を聞きました。時間を気にせずいつでも泣いている赤ちゃんの声を聞くと周りのママも頑張ってるんだなぁと思ってなんだか心強くなりました。
同室のママが助産師の方に悩み事を相談しているのを聞くと自分だけが大変な思いをしているのではないなぁと思うことができて安心しました。
4人部屋は気まずさもあったけど、よかったことも少しは感じました。
コロナ禍にで家族の面会が制限される
コロナの感染予防の対策のため入院中の面会は旦那さんのみに制限されていました。
しかも入院中に面会できる回数は決まっていて1週間に30分の面会が2回だけです。
身体も心もボロボロの時に旦那さんに毎日でも会って辛い入院生活の話を少しでも聞いてもらいたかったです。
面会に来た旦那さんは小さいわが子を見て抱っこしたり触れたり夢中でした。嬉しいことですが少しは私の身体や入院中の生活のことなど聞いてほしいって思いました。
産後はホルモンのせいでもありますが精神面でも不安定で、何故かわからないけど涙がポロポロ出てくることが多かったです。
面会制限がなければもっと旦那さんに会っていたいなと思います。
いろいろ辛かった入院生活ですが、その経験があったからこそその後の育児も頑張れていると思います。
以上、読んでいただきありがとうございました。